死にたかったけどドリフェス!に生かされてる女の話
いきなりすみません。
なんとなく、今の気持ちをまとめたくなったのでブログを書きます。読んでもなんの足しにもならないかもしれません。でも興味があったら読んでみて下さい。
去年のお盆を過ぎた時期に転職して、二ヶ月で辞めた。
というのもパワハラ(と私は認識している)が酷かったからである。
事細かに書いてやりたいけど、一応ふんわりな感じにしておきます。一応。
まず直属の上司(心の中で軍曹と呼んでいた)
・一度教えたことは二度教えてくれず、「○○しないと(院長や他のスタッフに)怒られますから」と超早口で脅しのように注意をされる。怖い。
・私が他のスタッフたちに「お疲れ様です」と頭を下げ休憩に行こうとしたところ、軍曹に「先に休憩入られると他の人達イラっとすると思うんで、そういうことしない方がいいですよ」と言われる。
・仕事をとにかく急かされるため、昼休みに検査の練習をしたいと相談したところ、「駄目です」と断られる。(理由はよく分からない)
・初めて行った業務がうまくいかず自分でも自覚していたのだが、「いい加減にしてください」など罵倒を浴びせられる。
人間はなにをどう注意したところで大なり小なりミスをする生き物である。
しかし軍曹に課せられる過度なプレッシャーにより、私はなにをしても怒られるのではと不安でどうしようもなくなった。一人暮らしの孤独が追い打ちをかけ、食欲も沸かず痩せた。
毎日小さい箱に閉じ込められ、外側から蹴られているような気分だった。
大好きだったはずのアイドルを見ても楽しいと感じられなくて、なにかがおかしかった。
ある日、twitterに「嗚咽と涙が出て体が震えるので仕事休んでいいかな」と投稿した。
フォロワーが「休んでください、心配です」「自分を守って下さい」とリプをくれて勇気100倍になり休んでやった。ほめて箱に応援のメッセージももらった。SNSってものがあって良かった。自ジャンルマジあったけぇ村だよ…。だいすき…。
その昔、後輩が私に「顔もファッションも性格も大好きです」と言ってくれたことを思い出した。
私のことを大好きだと言ってくれる人がいるのに、どうして毎日泣いてるんだろう?
そんな疑問が拭えなかった。
軍曹よりも酷かったのが雇い主だ。
自分の思い通りにいかないと怒鳴る。老若男女、所かまわず怒鳴る。
「言われたようにやりなさい!そうすればできるようになるから!」、「ノートに書いてるだけじゃ駄目だ。覚えて来ないと」と言われた。私が返事をする気力もなくいると、「返事をしなさい!あ!?」と同意を強要された。「ブルーになるな!」と怒鳴られもした。
自分なりにノートをまとめたり、母校に勉強をしに行ったりもしたが、なにをしても怒られ、否定をされた。
初対面時には面倒見のいい気さくな人という印象だったのだが、面接では皆仮面を被るものである。
私は怒りで他人を支配しようとするやつが大嫌いだ。ほとんど衝動的だったが、こんなところにいたら私までおかしくなる!辞めよう!と決意した。
雇い主とのやりとりはぜっっったいにしたくなかったので、退職代行サービスに頼り退職の旨を連絡してもらうことにした。なに食わぬ顔で保険証や制服をロッカーに置き去り、だれにも告げず夜の高速道路をかっとばして実家へ帰った。あのとき見た夜景の美しさ、いきなり帰って来た娘に驚いた両親の顔、たぶん一生忘れない。
辞めてすぐは清々しい気分だった。両親、妹、友人、誰も私のことを責めなかった。だけどどんどん死にたい気持ちが強くなっていった。
みんな働いてるのにどうして私はなにもしてないんだろう。もっと我慢出来たんじゃないか。もっと努力すればよかったんじゃないか。
私が死んでも2週間も経てば肉親以外きっと私を忘れる。
2~3時間おきにこんなことばかりが頭をよぎり死にたくなった。死ぬ勇気はないのに。
そんな状態だったけど同期の友人が声を掛けてくれて、今年の春に再就職した。でもそこも辞めることになった。
一から十まで教えてもらわないと不安に駆られ、自分の意思でなにかすると怒られるんじゃないかという恐怖心が拭えなかった。
初めてメンタルクリニックに受診し、うつ状態・不安神経症と診断された。
ああやっぱり…と納得して、今も通院してる。
話は少し戻るけど、ドリフェス!に出会えてよかった。
ドリフェス!を好きな人達がとにかく奇跡のように優しくて、何度も何度も助けてもらった。
「休んでえらい!」「自分で病院に行けてえらい!!」なんて褒められたことあります?あるんですよ、私はね。
みんなからもらったエール、ずっと心の宝箱にいれて大事にします。
この間の配信を見て生きててよかったって本気で思って涙が出た。ドリフェス!が生きてるんだから私も生きなきゃ。楽しまなきゃ。
今は強烈に死にたかった気持ちは思い出せない。不幸自慢をしたいわけじゃなくて、アイドルのパワーはすごい!今は元気だよ!ってことを伝えたいの。サイコーの先へ行くのよ私も。
最近新しく資格を取るために勉強を始めた。知識が頭に入っていくと自己肯定感が高まるので良い。
人生は思いもよらないところでつまずくけど、支えてくれた人達のことは生涯大事にする。
他人を理不尽に泣かせるやつはいずれ絶対地獄の業火に焼かれる。私にはそんなやつに付き合っている時間はないのよ。まぁどうしても付き合わなくちゃならないこともあるけど…。無理ってのは自分がしたいときにするもんだ。他人に強要されるもんじゃない。
私はたくさん逃げたから勉強がんばる。
どうかどうか、これを読んでくれた人が心から自分を愛せることを願っています。愛せなかったら私がLOVEを届けに行くからね。
それでは、長々と失礼しました。